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今年のまとめ。反省。
早いもので今年も終わり。
全速力で駆けるように過ぎていった一年とは言えないかもしれないけど、
僕にとってとても意味のある年だったように思います。
去年の目標を振り返ります。
http://yumyum1210.blog.fc2.com/blog-entry-128.html
(過去のブログ記事が開きます)
今年の僕の目標は「内外調和」でした。
内側の僕自身の世界をいかに外側で表現できるか。
ファッション。
元々、ファッションセンスなんて持ち合わせていないんだけど、
それでも最近、ちょっとは気を遣うようになりました。
昔は、アバクロとかホリスターとか日本人のゲイの人に人気のブランドものも好きだったけど、
もうこの頃は、なんだかどうでもよくなっている笑
(ブランド服負けもしたくないし笑)
この頃、何が一番本当に自分に似合うか分かってきた気がする。
結局は自分に何が一番しっくりくるのか考えたら、シンプルなものが一番。
シンプルに生きることが僕にとって一番自分らしいことだった。
本。
本をたくさん読めたことがこの1年大きく自己形成に繋がっていると思う。
本のまとめブログはこちら。
http://forbookbloghiro.blog.fc2.com/
はっきり言ってしまえば、この一年新品の本なんて買わなかった。
ほとんどを古本屋さんの100円で済ました。(お金もないし)
過去の自分は新品のものをよく買っていたけど、僕にとって本に必要なのは
新品か中古かではなくて、新しいモノの見方を与えてくれるかどうか。
100円支払って、永続的なモノの見方が手に入るんなら、
それはもう最高の買い物だった。かけがえのないものが本にはたくさん詰まっていた。
今年読んだ「セックスボランティア」
「私を抱いてそしてキスして-エイズ患者と過ごした1年の壮絶記録」など、
多くの本が自分の無知を気付かせてくれた。
恥ずかしい話だが、涙もよく流した。
僕の好きな言葉
「知識はよく噛んで味わいなさい。」
無知こそ怖いものはないんだってよく教えられた一年になった。
今年の目標読数は100冊なんて目標をひそかに立てていたけど、
結局は半分くらいしか読めていなかったのは、反省。
来年はもっと本を読む時間をつくろうと思う。それぐらいできるはずだから。
仕事面。
今年は仕事ばかりの1年だった。
とはいえ、働く時間は一定で一日10時間~11時間くらいに収まっていた。
それ以上働く人はたくさんいるので、文句はいえない。日本人はほんとに真面目だ。
仕事先と家の往復の日々。
20日連勤みたいなことも何度もあり(半休含みで)、
一度はついに病気になって休んでしまい周りの方に迷惑もかけてしまった。
(シフトを組む自分の責任なのだが。阿呆。)
野菜と果物の自主勉強もそのせいで(せいにしては駄目なんだけど)、滞ってしまい、ここは大きく反省。
眠気に勝てない日が多かった。来年はなんとかしたい。
お金。
スーパーの給料は、世間一般から言えば安い。
朝早くから遅くまで働いても、安い。
それはやっぱり本音を言えば悔しい。
他の職種の人に負けないくらい誇りを持ってやっていても、
給料の面で劣っていると、自分が劣っているように感じてしまうのも事実。
自分の能力に応じて給料が変わるシステムのほうがやっぱり自分は好きなんだろう。
それでも、この仕事が、やっぱり野菜と果物が好きだから、続けられている。
頑張って働いたおかげでで貯金もコツコツ貯まってきた。
すごくいろんなことを我慢してお金を貯めた年。
本もCDも服も、買うのをたくさん諦めた。
お出かけするのもなるべく避けた。(やりすぎて、精神的にしんどったが)
いただける給料のリミットはあるから、いかに節約してお金を貯められるかが問題だったけど、
目標があるから頑張れた。
何かを犠牲にしない限り、新しいものは手に入らない、と自分にいつも言い聞かせ、
貯金に励んだ自分に今年の終わりぐらい「よくがんばった」と言いたい。
そして、いつかはやっぱりお金持ちになりたい。自分の力で。
お金があったら、たくさんの人を救えるのも事実だから。
人として。ゲイとして。
元々人見知りな面も影響しているが、この一年一人で寂しい日々もたくさんあった。
カミングアウトしている同僚のおばちゃんから
「山ちゃん、彼氏早く見つけろ!」と何度も説教された。
でも、ツイッターを日本でやり始めてから、こんな自分にもゲイの知り合いの人が多くでき、
会ったこともない人がいるけど、なんだか仲間ができたみたいで心強い気持ちになったりした。
同性愛者というだけで人と繋がりを持てることは、大きなメリットだと思う。本当に幸せなんだなぁと思った。
この場をもって繋がっている皆さんにお礼を言いたい。
客観的にみて僕に人間的魅力があるかどうかはいささか疑問だけど、
明らかに去年よりは成長できていることは確か。
周りの人は、周りの人。自分は自分。
でも、いつも他人より自分が劣っていると感じていたから、
それだけこの一年頑張れたのも事実。
コンプレックスが自分をどんどん強くしていることに気付いた一年だった。
まとめ。
結局のところ内と外の調和なんて納得のいくところなんて死ぬ直前になっても辿り着かないような気もしますが、
それでもこの1年でだいぶ内側の自分らしさ、自分のオリジナリティみたいなものが
外側にも現れてきたように思う。
特に、考え事がものすごく多い年で、そのせいで潰れそうになったことも多かったのだけれど、
どうにかこうにか今こうやって少しはポジティブに記事を書けているので、結果良かったのだと思う。
「ありのままで」
「本来の生命力」という言葉。
この2つがこの一年で一番印象に残った言葉だと思う。頭にこびり付いている。
2013年はこの2つのキーワードとともに生きていければと思う。
また目標を立てるのは来年のはじめにでも。
この拙いブログをいつも見てくださっている方。本当に今年、ありがとうございました。
ちょっと早いけど良いお年を。また来年も宜しくお願い致します。
ではまたー。

大好きな歌手。アニー・レノックス。
大好きなアルバム。「Songs of Mass Destruction」。
初めてアニー・レノックスに興味を持ったのは、2007年の秋ぐらいだと思う。
毎週聴いていたラジオの音楽番組から流れてきたのは、彼女の[Dark Road]っていう曲だった。
ぼくはいつもそのラジオ番組をMDに録音して、曲の部分だけ切り取って最新の洋楽をコレクションしていた。
初聴のときは、別にそこらへんによくある曲、というイメージで、大して気にもとめていなかった。
少し経って、そのMDを聴いていて、たまたまこの曲が流れた。
なんていうか、衝撃的だった。
後半の盛り上がり具合というか、高ぶって燃え上がる炎で脳が焼き尽くされるようなイメージで、
一気にこの曲の魅力に気付かされた。
なんてかっこいいんだろう。
それからすぐ、ネットでこの曲の入ったアルバムを注文して、
届いたらしばらくずっと聴いていたように思う。
そしてこの曲が収められていたアルバムにもうひとつ特徴的な曲があった。
それが「Sing」。 HIV/AIDSの撲滅運動を喚起する歌。
シャキーラやサラ・マクラクラン、マドンナなどこのキャンペーンに賛同した女性アーティストがたくさん
参加している。
ぼくはその頃、エイズに対してまったくの無知だった。
学校の保健か道徳の授業でそんなペラペラの資料をもらったような覚えがあるようなないような。
「日常生活では感染しないんでしょ?」
その程度だった。
そしてそれは2012年の今となっても変わっていなかった。
最近、一冊の本を読んだ。
「私を抱いてそしてキスして-エイズ患者と過ごした1年の壮絶記録- : 家田荘子」
(この本を読んだまとめ、感想はこちら
http://forbookbloghiro.blog.fc2.com/blog-entry-114.html)

僕の中ではじめてエイズという病気を心に焼き付けられた。
このイメージは、死ぬまで消えないと思う。
それぐらい、エイズが人間にとって残酷な存在であることに気付いた。
今から20年も前の本だから、現在との状況は違うかもしれないけど、
エイズに苦しめられている人はまだまだまだまだまだまだたくさんいる。
だから、せっかく同性愛者に生まれたんなら、せめてゲイと根が深い関係を続けるエイズに苦しむ
人を助けたいと思った。
読後、自分に何ができるか考えた。今、何かしなきゃと思った。
お金持ちになって募金なんてしなくても、今できる。
決して裕福ではないけれど、今できる。
かっこつけでも何でもいいと思った。誰か自分でも助けられるんなら。
今までのちょっとした贅沢。
僕の場合でいえば、お菓子を買ったり、ちょっといいパンを買ったり。音楽買うのを我慢したり。
そんなものを省いてしまえば、すぐにできるんだって気がした。
そんな気持ちで思い出したのが、アニー・レノックス。Sing。
尊敬にも値する彼女の手助けができるんなら本望だと思った。
曲を知ってから早5年が経ち、はじめて彼女のキャンペーンホームページを開いた。
(こちらがSingキャンペーンのホームページ。)
http://www.annielennoxsing.com/
僕にできるのはわずかな募金だけだけど、
あとは少しぐらい社会の人にこのホームページを知ってもらえるくらいはできるように思う。
そんな気持ちでこの記事を書いている。

まだ世の中には、こんなにエイズで痩せ細った子どもたちがいっぱいいるんだ、って忘れたくない。
忘れちゃいけないから。
少しずつ募金することに決めた。
それぐらい日本に住んでいる自分にできないはずがない。
エイズに向かって歌おうと思う。
ぜったい負けないからって。
(※もし募金に興味があって、でもサイトが英語でやり方が分からないという方がいらっしゃいましたら、
ぜひメッセージをください。)

選挙が終わった。
大方の予想通りといったものではないでしょうか。
自民党の圧勝。
残念だけど、僕は政治に疎い。
分からないことがいっぱいある。
外交とか、経済って聞くと頭が痛くなる。
だけど、分かるものくらいある。
人を尊重して生きること。
どんな人でも、幸せに生きる権利があること。
僕は選挙前から、今回の選挙で同性愛者にとって少しでも生きやすい日本に近づけばいいなと思っていた。
政治が動くことは、あまりにも大きくいろいろな人に影響を与えるから。
オバマ大統領が同性愛を肯定した日が頭をよぎる。
同性婚ができる国も増えていってる。
いい方向に世界が向かってるって思ってた。
だけど選挙前のアンケートで自民党は
「同性愛者への人権施策は必要ない」と回答していた。
マニフェストで「教育を取り戻す」と謡う自民党。
「暮らしの安心を取り戻す」と謡う自民党。
「同性愛者への人権施策は必要ない」と謡う自民党。
いつの時代にも同性愛者は全人口の5%はいる。
これから生まれてくるそんな子たちはいったいどうすればいいのだろう。
アメリカでは同性愛で悩む子どもの自殺が絶えないと聞く。
今回の選挙の結果は
自分だけが違うと思って自殺まで考える日本の子たちに、「勝手に死ねば?」って言ってるようなものだろう。
日本はいつ世界に追いつけるのだろう。
こんな同性愛に無知な国に生まれたのは、あまりに情けない。
もちろん自分が当事者であるから、そう思うのだろうけど、
政府はこの件に関してはもう全く頼りにならないだろう。期待しすぎた自分が馬鹿だったのかもしれない。
教育を取り戻す以前に、不当に自分で命を絶つ子たちがいるんだよ。まだ。たくさん。この平和ボケした国にも。
残念だけど、自民党が主となった今日、僕はそんな子たちのことを思った。
もう同性愛が原因で悲しむ人を見たくない。
クローゼットからみんなが堂々と身を乗り出して堂々と歩いている日が見たかった。
そんな光景はまだまだ日本では先なんだって分かった。まだまだまだまだまだまだまだまだ。
テレビの中で万歳をしている彼らを見ている中、
ぼくの頭の中には、泣きながら自ら命を絶つ同性愛者の子どもたちがいた。
無知ほど怖いものはない。
差別心こそ醜いものはない。
今日は僕にとってはいい日にはならなかった。
考えすぎなのは分かってるけど、
同性愛者への人権施策は必要ないと言い切ってしまえる自民党が当選したことがどうしても許せなかった。

ちょっと前に近所のスーパーで購入したかりん。
(日本ではあまり売れないアイテムので、そんなにお目にかからない?)
昨日は約20日ぶりぐらいに丸一日休みだったので、
重い腰をあげて以前もつくったことのある花梨ソースをつくることに。
※参考にさせていただいたレシピはこちら
http://cookpad.com/recipe/226743
花梨を手にとると、ベットベトで、すごくいい香りを放っていた。
ちょうどいい頃合のものを調理できたと思う。

全部半月切り(?)にして、種もどうせなのでお茶パックに入れて水と一緒に煮た。
この時点で煮汁は表皮の色のように、黄色なのだが。。。

じゃん。
出来上がりはこの真赤さ!深紅のような美しさがある。
砂糖を加えて煮詰めていくと、だんだんと色が変わっていくのが不思議。
そのままスプーンで掬って舐めてみたら、花梨らしい華やかな香りが一斉に口の中に広がって、
溶けていった。
どうせなので、プレーンタイプのヨーグルトにかけてみた。

ミントは庭先に勝手に生えているものを頂戴した笑
少しは美味しそうにみえるか?

ヨーグルトの他にも、ただお湯で割って飲むだけでも美味しい。
これからの季節に活躍してくれそうです。
大好き。でも生で試しに噛んでみたら、めっちゃ渋かった。。、
※花梨についての知識はこちら
http://begetableandfruit.blog133.fc2.com/blog-category-24.html
ではまた。